ミジンコプレパラート作成実験

いつもミジンコ撮影は、ホールスライドグラスのみでカバーガラスを載せずに撮影してます。
ミジンコを殺すことなく、元気な状態を撮影出来ますが、動くのでシャッターチャンスを選ぶのと高速シャッターでないと動きは止められません。

いつでも簡単に撮影するには、永久プレパラートを作れば良いのでしょうが、薬品を揃えたり、費用が掛かったり、難しい作業は素人の趣味なので無理です。
水による封入より長く保存が出来る簡単安全な方法がわかりません。
固定方法に問題あるのか?グリセリンだけで封入するとミジンコの内蔵が縮んでしまいます。アルコールで固定しても縮んでしまいます。
砂糖入りホルマリンが良いそうですが、ホルマリンは使いたくありません。
水溶性で比較的長く封入出来る方法として、グリセリンゼリーを試して見ることにしました。
家にあるもので作成しました。
粉末ゼラチンが無かったのですが、賞味期限の過ぎた粉末カンテンがありました。
ジャムの空き瓶を湯煎にかけて、粉末カンテンを溶かして、グリセリンを入れ、防腐剤代わりにリステリンを適当に入れました。
怪しいリステリン臭のグリセリンカンテンの出来上がりです。

冷えて固まってからミジンコプレパラート作成してみました。
ホールスライドグラスにグリセリンカンテン適量とミジンコを載せ、下からライターで溶かします。
グリセリンカンテンが溶けたらカバーグラスを掛けて出来上がりです。

顕微鏡にセットして撮影。

SIGMA 28-80mm 1:3.5-5.6 MACRO リバース撮影

動かないので、落ち着いて撮影出来ました。
しかし、少し縮んで躍動感に欠けるミジンコになってしまいました。
しばらく様子を見て良さそうだったら、カバーグラス周りをマニュキュアで保護した物を作ってみようかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です